【アジング】まっ昼間からでかアジしか釣れない究極のバチコンアジングがここにある!~【バチコン】

船からリグを垂直に落とし、手軽に数や型を狙えることで全国的なブームとなっているバチコン(バーチカルコンタクト)アジング。今、その新たなフィールドとして熱い視線が注がれているのが福島県小名浜エリアだ。なんと港からわずか5分ほどのポイントで「良型アジしか釣れない」という極上のポテンシャルを秘めているという。その噂の真偽を確かめるべく、バチコンマイスターの異名を持つ渡邉長士が現地へと向かった。




でかアジしか釣れなかった

バチコンアジング動画は
コチラから👇

港から行程約5分! そこにパラダイスはある!

 親潮と黒潮が交わる豊かな海域であり、黒潮に乗った良型アジが浅場へ入る屈指の好漁場・福島県小名浜エリア。

 今期の沖合は青物のカンパチやブリをはじめ、マダイ、サワラといったターゲットが絶好調。そしてアジも例外ではなく、30cmオーバーはもちろん、時に50cmクラスの「テラアジ」まで狙えるという。

 この噂を聞きつけて駆けつけたのは、ダイワのフィールドテスター・渡邉長士さん。千葉県内房をホームとし、バチコンアジングの名人として知られる存在だ。

狙うはもちろん、小名浜の「デカアジ」。普段のバチコンスタイルでどこまで通用するのか、期待を胸に実釣へと臨んだ。


普段東京湾エリアでしている釣りをこの日も一日を通して実践してもらった。


使うタックルはいつも通りでOK!

 今回、テラアジ狙いで使うタックルは以下のとおり。

ROD:月下美人 AIR AJINGBOAT 69L-S(DAIWA)
REEL:エアリティ SF2000SS-H(DAIWA)
LINE:UVF 月下美人デュラセンサー+Si2 0.4号(DAIWA)
LEADER:(メイン)エメラルダス フロロリーダー X’LINK 2.5号(DAIWA)
     (シンカーライン) 月下美人 フロロリーダー1.5号(DAIWA)
JIGHEAD:月下美人 バチコンジグヘッド0.3g(太軸#6)(DAIWA)
WORM:月下美人 アジングビーム バチコンカスタム ストロング2.8インチ(DAIWA)
SINKER:フリリグシンカーR 35g(DAIWA)



ロッド

月下美人 AIR AJINGBOAT 69L-S(ダイワ)

ロッド:月下美人 AIR AJINGBOAT 69L-S(ダイワ)、リール:エアリティ SF2000SS-H(DAIWA)。

リグのウエイトはマックス100gまで対応する。



 軽量・高感度なメガトップRを搭載した6フィート9インチモデル。ロングレングスならではのストロークを活かした広範囲のレンジ攻略を可能にしつつ、長さを感じさせない軽快な取り回しの良さを徹底追求。リグをナチュラルに魅せてアジを誘い出し、微細なアタリも逃さず捉える一竿だ。

【SPEC】
全長:206㎝/継数:2本/仕舞寸法:107㎝/自重:60g/ルアーウエイト:MAX100g/ライン(PE):0.2~0.6号・価格(税別):5万2000円




リグは逆ダン仕掛け

 メインライン(PE)にフロロカーボンリーダーを結節し、その先に1g以下のジグヘッド+ワームを装着。ここまではショアのジグ単仕掛けと同様だ。このリーダー上にハーフヒッチで捨て糸を接続し、その先端にシンカーをセットする。これがバチコンで定番の「逆ダンリグ」だ。

 捨て糸の長さは1ヒロ程度を目安とし、シンカーのウェイトは水深や潮の速さに合わせて調整していく。

メインラインはUVF 月下美人デュラセンサー+Si2 0.4号(DAIWA)。

リーダは太さの違う2種類。(メインリーダー(左))エメラルダス フロロリーダー X’LINK 2.5号(DAIWA)、(シンカーライン(右)) 月下美人 フロロリーダー1.5号(DAIWA)。



ジグヘッド

月下美人 バチコンジグヘッド0.3g(太軸#6)

 ヘッド素材に高比重な鉛やタングステンではなく、あえて低比重な「錫(スズ)」を採用。適度な引き抵抗を生み出すことで、潮の変化や微細な前アタリも逃さず察知できる。フックには抜群の刺さりと強さを誇るダイワオリジナルの金メッキ針を採用し、強烈なフラッシングでアジへアピール。ラインナップはノーマルに加え、大型のパワーに負けない太軸(デカアジ仕様)も展開する。

月下美人 バチコンジグヘッド0.3g(太軸#6)(DAIWA)



【SPEC】
ウエイト:0.3g、0.5g/フック:#8、#6、#8太軸、#6太軸/価格(税別):510円



ワーム

月下美人 アジングビーム バチコンカスタム ストロング2.8インチ(DAIWA)

 一見するとかなりのボリューム感で「本当にアジが吸い込めるのか?」と不安に思うかもしれない。しかし、その心配は一切不要だ。

 存在感のあるファットフォルムが強い水押しを生み出し、遠くのアジにも強烈アピール。さらに、そのシルエットの正体は深切りリブによるもので、軸となるコアボディ自体は非常にスリムに設計されている。

 アジがバイトした瞬間、口内でクニャリと柔軟に折れ曲がるため、深いバイトと確実なフッキングを約束してくれるのだ。

ピンク系のカラーに高反応。

状況に合わせてルアーのカラーもローテーションしたい。


【SPEC】
全長:2.8インチ/入数:10本/素材:塩ビ/カラー:全17色/価格(税別):500円



月下美人 レベルビーム(DAIWA)

エラストマー素材でありながら浮力を抑え水中で水平姿勢を維持。昨今のバチコンアジングの流行ともいえるステイの釣りに照準を合わせたワームだ。ジグヘッドを刺す前面の断面は真円に、後方を楕円形状にすることでフックを抜く位置で異なる波動を生み出すことができる。

【SPEC】
全長:2.6インチ/入数:10本/素材:エラストマー/カラー:全11色/価格(税別):500円



誘いのキモ!

 アプローチのコツは、まずリグをボトムまで沈め、シンカーが底から離れすぎないイメージで操作すること。仕掛けの構造上、ジグヘッドとワームはボトムから50cm〜1mほど浮いた状態になるため、厳密には「ベタ底」ではないが、このボトム直上のレンジを丁寧に探るのが基本となる。

 アクションのパターンは魚の活性に合わせて探りたいが、この日はシンカーをボトム付近に置いたまま、ワームにナチュラルな浮遊感を与える操作がヒットパターン。この誘いがハマり、怒涛のバイトラッシュとなった。

基本はリグを着底させ、ふわふわとワームを漂わすのがキモ。



奇跡のエリア!

 今回お世話になったのは、小名浜港の「おなはまてつ丸」さん。出船からわずか5分、水深約30mの小名浜沖が最初のポイントだ。

 潮の流れを考慮して35gのシンカーをセットし、ワームには大型アジを意識した『月下美人 アジングビーム バチコンカスタム ストロング 2.8インチ(グローピンク)』をチョイス。「完全な初見エリアなので未知数です」と語る渡邉さんだったが、その不安は一投目で吹き飛ぶことになる。

 リグを着底させ、軽く誘いを入れた直後に電撃バイト!

「さっそく喰いました! でも、そこまでデカくはないかな?」と言いつつ、『月下美人 AIR AJING BOAT 69L-S』のストロークを活かしたファイトで浮上させたのは、一投目にして余裕の尺オーバー。


この日釣れたゲストフィッシュ

 ここから渡邉さんの“無双モード”が突入する。

「『釣れない気がしない』どころか『釣れる気しかしない』ですね!」と宣言通り、良型アジを連発。さらにマダイやイナダ、メバルといったゲストも交じるお祭り騒ぎに。

「福島、ヤベーっす。小名浜エリア最高!」と語るその手には、本日最大となる38cmの極上アジがガッチリと掴まれていた。




Profile

渡邉長士(わたなべ・たけし)

アジング、メバリングなどのライトゲームからシーバス、ヒラメ、エギング、そして磯のヒラマサまで、地元・房総半島を中心になんでも狙うマルチアングラー。ダイワ、カルティバ、カトウ・オプトワークスからサポートを受け、釣り番組や雑誌などのメディアでも活動を続けている。