釣れないアジを引っ張り出す!/激渋を打開する粘りのアジング術

「青森日本海側のデイアジングで良型が釣れている!」そんな情報を聞きつけて、現地を訪れた家邊克己さん。しかし状況は激渋で予報は大雨。最悪の状況となってしまったが、果たして釣果やいかに⁉

港内デイゲームの心得

青森県のとある漁港を訪れた家邊さん。青森県の日本海側は、デイゲームでアジが釣れる場所が多く、その多くは港内だ。この日も、「ポツポツだがデイゲームでアジが釣れている」という情報をつかんでいたことが、この場所を訪れた理由である。

釣り開始はお昼過ぎ。天候は曇りで、釣りをする条件としては悪くない。用意したロッドはパワーのあるSFR‐65。港の規模がかなり大きいため、重ためのリグで広範囲を探りたいということに加え、午後からのデイゲーム開始ということで、そのまま夕マヅメの回遊狙いまでを想定してのロッドセレクトである。

まずはグリッターヘッド3gにビーディー3インチを装着してキャストを開始した家邊さん。

「ストラクチャーがない大きな港なので、ボトムの地形を探っていきます。情報では、大きめのリグで食うとのことなので、それを使って広く探ります」

「ラインはピンキーの0・4号です。リグが重めなことと、根掛かり対策、そしてマヅメのでかアジを視野に入れたタックルセッティングにしています」といいながらキャストを繰り返す家邊さん。しかし、アジからの答えはすぐには返ってこない。これは腰を据えて攻略する必要がありそうだ。

激渋&大雨を克服して釣果にたどり着いた究極!? のアプローチをYouTubeでぜひご覧ください🙇

粘った末にでかアジキャッチ成功!

デイゲームで港内を探った家邊克己さん

ヒットルアーはビーディー3.0in(34)

ジグヘッドはB.Kヘッド3.0g(34)を組み合わせた


PROFILE

家邊克己

やべ・かつみ:アジを求めて日々全国(時には国外⁉)を駆けまわるアジング伝道師。寝るのは主に移動時間⁉ というハードスケジュールのなか健康を保つ秘訣は「たくさん食べること!」だとか。THIRTY FOUR(サーティフォー)代表。